古くから窯業の町として栄えた備前市においては、現在も耐火物や鉱物原料を中心とする輸出入が盛んです。弊社が港湾業務を行う片上港には中国・韓国から在来船が多く入港します。

船内荷役・沿岸荷役作業では弊社特注の自走式クレーンを用いて、一日約800トン～1000トンの荷揚げ作業を行います。長年の経験を持つクレーンオペレーターや水切の匠達がチームで作業を行い、それぞれが連携する事で港湾荷役を迅速にそして安全に進めてまいります。

平成17年より神戸税関の許可を受け、通関業務を執り行っています。熟練した通関士が一般貨物の輸出入申告だけでなく、関連する諸手続きやご相談にも迅速・丁寧に対応いたします。

平成7年には保税蔵置場の許可を受けているため、輸出・輸入通関業務における一貫した物流サービスのご提供ができます。お客様の大切な輸出入業務の担い手として、コンプライアンス遵守と貨物のセキュリティ保守に努めています。

港湾業務を一手に執り行う当穂浪港営業所では、許可を受けた保税蔵置場をはじめ、一般倉庫を含めて、大小様々な10カ所以上の倉庫設備を有しており、フレコンバックで約1万トン、バラ原料で約2万トンの原料を保管しています。

また80トン・70トンの自走式クローラークレーンをはじめ、粉塵飛散を防止するオートシート付のダンプ車両を所有し、コンテナ専用リフトを用いてのバンニング・デバンニング作業を行うことができます。輸送・保管・荷役作業のいずれにも充実の設備を保有しています。

本船荷役作業から保税蔵置場への運搬(保税運搬)。通関業務を行い、自社倉庫での保管そして近距離はもちろん中・長距離への輸送業務。これら国際物流に関わる実務と通関業、輸出入業務といった手配業務を、日生運輸一社で集約し、一貫したサービスをご提供いたします。